篠原千絵先生の代表作の1つ、天は赤い河のほとり、1995年に開始し2002年まで連載をしていた、意外と最近のコミックスです。
現代の日本(連載開始当)の女の子が、14世紀のヒッタイト帝国にタイムスリップ!
メインはこの2人
日本から召喚されてしまった女の子、ユーリ
ヒッタイト帝国の皇子、カイル
魔力を持つ神官に、生贄としてユーリは召喚されてしまい、命を狙われる中、皇子カイルと出会います。時代も国も違う、どうやって生きていけばいいのか、カイルからの助けをへて側室として宮殿に住まうことになります。
これで安心と思いきや、自分を召喚してきたのは、なんとヒッタイトの皇妃ナキア。
ユーリはただの女の子、でもカイルといるうちに戦も政治も才覚を発揮!
カイルとの恋愛ストーリーや、遠い異国にときめきながらも、手に汗にぎる政治的なかけひき、エジプトとの戦争も始まって!?
かなりポップに紹介しましたが、かなりシリアスです。息抜きのちょっとクスッとくる場面もありますが、全28巻が短く感じる息を呑むストーリーです。
それに伴って脇役が熱い!カイル側の脇役の恋愛模様やユーリとの接し方、悪役であるナキアの過去にも思いを馳せます。各キャラクターのもしも、を考えずにはいられない。巻末イラストのifの絵思わずうるっときてしまうことも。
こちらのコミックの読みきりが来年のSho-Comiに掲載することが決まりました!掲載前に手放してしまった方も、こちらを見て興味を持った方も、読んでみてはいかがでしょうか?
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