渋谷店 せんば (担当 ちっちゃいオモチャとかエッチな同人誌とか) 2009年・雑誌の発売日が待ち遠しいマンガベスト
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アイアムアヒーロー/花沢健吾
まず何と言っても気味が悪いです。
てっこに謝りに行った回の見開きは軽くトラウマに。
でも、待ちわびちゃうんですよね〜。困ったコトに。
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ヘルプマン/くさか里樹
年老いた親と同居する身としては、身につまされるオハナシです。
あぁ。こーゆー人にオマカセすればイイんだぁ。
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月光条例/藤田和日郎
藤田和日郎スキだなぁ・・・って。しみじみ思う。
トショイインが好き。
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宇宙兄弟/小山宙哉
月に憧れはありませんが、あーゆー兄には憧れます。
あと、髪型が友達に似てます。関係ないケド。
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ポテン生活/木下晋也
さりげなくかかさず読みます。
今年唯一、発売日に買いに行った本。
つか、コミック持ってるのこの中じゃコレだけだ。スゴク好きらしいネ。
あ。でも待ちわびてるワケじゃぁなかったカモ・・・
2009年ワタシの身に降りかかった恐るべきジケン!
ギックリ風な腰に!!
数日でほぼ平常になりましたが、何年かぶりに一週間以上もの間、酒を抜くコトに。5年トカ振り。
生きる上で大切な、欠かせないモノベスト3に入るってぇのに。命の水。アクア・ウイタエ。
そんなワタシの沈む気持ちと痛むカラダを癒してくれたステキソングベストもついでに。
ステキソング=マクロスFrontier=ステキソング。意固地。
◎Welcome To My Fanclub's Night! (Sheryl On Stage)
わーい。シェリルLIVEだぁ!とドキドキできるスゲェヤツ。
少なくともわたしは。ココから繋がる『What'bout my star?』もイイんですが入れない。
◎妖精
カラオケで唄うコトが出来ないニクイヤツ。特に英語のトコね。
シェリルの良さが深まるのデス。
◎アナタノオト
ランカだって好きなんですヨ?ってコトをアピール。
一番ランカらしい曲!と言い張ってみたり。
◎トライアングラー
忘れちゃイケナイよ!コレ!
真綾がビョーーーン!って出てきたあの日を忘れない。
順位は付けれても付けないのが流儀。平たく言うと全部好き。
コンプレックス 竹下
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1位 幸村誠『ヴィンランド・サガ』
文句なしの1位でしょう。
第一部完までの全ての流れは今年の漫画では最高峰でした。
繊細な筆致、濃厚なストーリー、魅力的なキャラクター。読んでてうなりっぱなしです。
何か毎年いろんな媒体で1〜3位の間に上げているような気もしますが・・・・・致し方ないです。別格におもしろいんだから。
ただ8巻読む前に絶対帯を見ないこと。『キングダム』の表紙もそうですが豪快なネタバレ要注意です。
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2位 新井英樹『SCATTER-あなたがここにいてほしい-』
なんじゃこりゃ。
そのわけ分かんなさに唖然としました。
3話目くらいから少しずつ見えてきたような気もするんですが、いずれにしても最も今先が読めない漫画です。
最初僕はこの漫画のことを”コズミック・レイプハンター”と呼んでいました。あとから考えたら全くの見当違いでしたが。
勢いではこれ以上はないトップスピード。1話目なんて読んでるだけで「ほぼイキかけます」。
さらに先行きは完全に予測不能と漫画読みにとってこれほど楽しみな漫画はありません。
単行本なんて待たずに月刊誌で毎月洗礼を浴びて、のけ反って読むことをオススメします。
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3位以下順不同、気分次第その日次第・・・
・谷川史子『清々と』
屈折した時期に読んだこともあり、谷川史子先生の爽やかさ、シンプルさに打たれました。
この透明感っていうか、読んだ後前向きになれる感じはデビューした時からずっと変わらないですよね。
変わらないことの素晴らしさ。掲載誌がアワーズで2008年の年末くらいから不定期連載、遭遇率の低い漫画で単行本は2010年だろうな〜と思っていましたが、12月28日発売と年末のささやかなプレゼントとなりました。
・松本正彦『たばこ屋の娘』
何度もコメント書いてきたのと、名だたる面々がすでに語りつくしているのでコメントはザックリと割愛しますが、この漫画が歴史に埋もれなかったことに感謝するとともに、漫画史的な位置づけとか意義がどうのこうのじゃなくて、単純に面白い。
淡々とした日常を描いているだけの漫画がここまで面白いということに漫画読みならずとも触れてもらいたい。復刻漫画部門では2009年ダントツの1位です。
・田中雄一『害虫駆除局』『プリマーテス』
今年の新人では際立ち度No.1!
方や虫、方や猿、このアウトサイダーたちの気持ち悪さが最高過ぎる。
どちらも読切なれど進化した異生物との終わり無き戦いはどうしようもない絶望感とやるせなさに読後はしばしの放心状態でした。
ちなみに2009年春四季賞受賞作が『害虫駆除局』、アフタヌーン2009年11月号に掲載された読切が『プリマーテス』になります。
・原泰久『キングダム』
毎週毎週楽しみ過ぎて待ちきれなかったのは『キングダム』『ONE PIECE』が別格でした。
王騎に憧れて「コココココッ」と今年はよく笑ったものです。
強化買取のコメント欄にも書きましたが、月刊ヤングジャンプとかで『キングダム -王騎ヤング編-』とかやらないですかね。めちゃくちゃ読みたいですが。
余談ですが、今年からまんだらけのコスプレデーは手塚治虫先生の命日から年末年始へと移動しました。
そのコスプレデーで”山の民”のコスプレをしたかったのですが・・・・・断念しましたッ。無念です。
買取処の先頭に立ち、腕を組んで仁王立ちしてバジオウのごとく・・・・・冷静に考えたら喋れないし買取できないですね。
・古谷実『ヒメアノ〜ル』
ここ最近の永久ループに入り込んだかのようなデジャヴ感の強すぎる古谷作品に嫌気がさしたという人の話を頻繁に聞きます。
主人公が非モテでかわいい女の子が登場して偶然両思いに。主人公の身近にはトンデモな変人がいて、幸福と不幸がゆりかごが揺れるかのごとく交互に訪れる。
アオイ青春してたかと思うと突然忍び寄る死の臭い・・・・。『シガテラ』『わにとがげぎす』とあまりに酷似した展開。
いいんです同じでも。あえて言えばあのデジャヴ感含めて最高です。古谷先生クラスの人がいまだにこの粘着質な非モテ視点の作品を描き続けているというだけでリスペクトに値します。
『ヒメアノ〜ル』もいつもの尺でいうとそろそろ終わりだと思うのですが、古谷先生のいないヤンマガはパワー半減するので新境地にいかずにデジャブ感強いのをまたすぐ描いて、コメントの「特になし」を見たいものです。
・松井優征『魔人探偵脳噛ネウロ』
ここ最近のジャンプでここまで終わらせ方が見事だった漫画ってないですよね。
終盤にいくにつれての盛り上がりに伏線の回収、おもしろさが加速していくのでグワ〜ッと読みました。
何よりも主人公がきっちり成長していくところ。少年漫画としては異質でしたが、きっちり少年漫画してました。そこが良かった。
・上野顕太郎『さよならもいわずに』
作者の前妻の死を描いた実録漫画。
その本気さが読んでても伝わってくるのでうかつに読めない。空気が凍りつくというか。世界が止まるというか。
その気持ちがよく伝わってきます。漫画家漫画がさらなる流行を帯びた2009年ですが、これ以上の実録ってテーマとしては絶対ないです。
・うさくん『マコちゃん絵日記』
あのTシャツ最高です。特に「今月の目標 巨乳」Tシャツが好きですね。
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番外
・渡辺保裕『ドカコック』
・由起二賢『野獣の王国』
今年終盤に来ての2大ビッグニュースはこの2つ。
由起先生、奇跡のゴラクに降臨と『ドカコック』が月刊ヤングキングにて連載再開!
うれしいかぎりでございますよ。ただ若干の懸念は『野獣の王国』超不定期連載・・・・・というかあれはほんとに連載なのかと心配になったころに2話目が掲載。
いったいこのあともどんな連載をたどるのでしょうか。
そして月刊ヤングキングと微妙に自分にとってはハードルが高い雑誌での連載再開。ゴラクではダメなのか・・・。いずれにしてもついていきますとも。
2009年ニュース
チョコレートファイター、チョコレートファイター、チョコレートファイターですよ。
エヴァもすごかったけどやっぱ”ジージャー”!冒頭、阿部寛のゆるいドラマのあたりは退屈度は頂点だったものの、ジージャーのアクション入ったらそのキレのハンパなさに驚いた。
あのアイドルみたいな顔で蹴る!蹴る!!蹴る!!!阿部寛も『拳鬼』(昔そんな空手映画があったんです・・・)の血が目覚めるかと思ったけど眠ったまんまでした。
ま〜アクション映画のストーリーなんてあってないようなもんだし、復讐劇だし。ただ2Fや3Fからバンバン人が落ちてくところは痛いとかの話ではないような。
ジャッキーの『ポリス・ストーリー』を観たとき、この映画絶対何人か死んでるなと思いましたが、それに近いものを感じました。
近況
日々増してくるメタボリックという悪魔の囁き。
目標の”長老”体型を目指すと書いた2008年ベストの記入を終えた3秒後にはそんな意気込みも露と消えたところからのスタートラインとなった2009年。
自分に都合の悪いことはすぐ忘れ、なおかつこだわりや趣向は強まり持ち前の頑固さは強固さを増した年でした。
そんな自分竹下の出没箇所はコンプレックス1F、3F。
秋葉原界隈のおいしい店情報があれば漫画売るついでにでも声かけてもらえると喜ぶグルマンくんです。
新しいラーメン屋がポコポコできましたが、何気に一番出来て欲しい店は「はなまるうどん」だったりします。