これは右の3452と3453に対する回答になります
日本に救世主として生まれながら中東に行ってしまい、そこで陰始サイドに転んでしまった女性が何故そうなったのかという具体的な顛末です。
中東を転々としていると書きましたが、どうも今はエジプトにいるようですが、そこで生きるためにささやかながらもビジネスをやるためにその土地のコミュニティに溶け込まねばならないという慣習があります。
特に中東はその感覚が濃く、いってしまえばイスラム教に入信するのは絶対で、まずはそれで、そこから様々な習慣を学び、現地の人たちの信用、信頼を得ることになります。
そうしないととてもそこではビジネスなど出来ないのです。
ネット通販で勝手にやればいいじゃないかなと思われるかも知れませんが、日本とは事情が異なり、物を仕入れるにしてもネットを使うにしても、やはり仲間といいますかコミュニティの力がないと彼の地では何ともならないのです。
日本の商社とも関係があると前に書きましたが、彼女自身は本当に零細なビジネス単位で動いているのですが、商社というのは大きな単位で取引をするだけではなく、現地の細かなビジネスをまとめ上げ、それを大きな単位で動かすということもしています。
その時につてを頼るにはやはり現地にキッチリ溶け込んで、信用があるかどうかというところがないと付き合ってもらえないということがあります。
日本ではそういうしがらみが嫌で中東に行ったのですが、あちらでは地域に溶け込もうと自ら進んで迎合していかねばならなかった様でした。
そしてそのイスラムのコミュニティに組み込まれることで、彼女は自らをそこにゆだね、そこを頼るということで、一種の安心感を得ています。
コミュニティの仲間意識といいますか、そこにどっぷりと浸かってしまっています。
似ているのはフリーメイソンの有り様のようなものでしょうか。
それが「陰始に転ぶ」ということなのです。
元々彼女には子供のころから誰かに守られている、守られたいという感覚がありましたが(それが嫌だったので)、それから抜けて中東に行ったのですが、やはりそっちを求めてしまったということのようです。
社会の枠から弾かれてしまうのは嫌という恐怖感があったのです。
それで取り込まれてしまったのです。
そのコミュニティは一種の家族関係のようなもので、その濃い関係性の中に組み込まれてしまうと、何といいますか…気づく隙がなくなってしまうといいますか、気づくすべがなくなってしまうのです。
ですから救世主に戻ることは出来ないのかという問いには「出来ないことはないが、まずない」という答えになります。
後でどうせ質問が来るかもしれませんので先に書いておきますと、中東いる転んだ救世主についている男性二人のうち、ハーフの男性は彼女に付いて日本から一緒に来ていますが、もう一人の男性(日本人)は初めから中東にいた人です。
つまり日本で三体一組で救世主の役を果たすべき本命の男性の一人はまだこの日本にいるのですが、それも覚醒しないまま(出来ないまま)繭にくるまれたように開花せずに終わっていきます。
そういうように運命が錯綜し、時空に歪みが走るとき、益々終末の様相は複雑に、さらに混迷を増していくのです
日食の前後には(目立ったものは)なかったですね。
どうもこの範囲ではこちらサイドに向いた潮目になったようです。
喜ばしいことですが、局所的な時空のお話です。
潮の満ち引きのように一種のバランスを保ちながら、やがて20年後の世界が開けていくのでしょう