
まんだらけトラッシュ発売記念!秋田サンデーコミックス全399冊セット!
まとめの単位の考え方をひとつ先に進めようと思った訳です。
「巻数まとめ」「作家まとめ」という通常のまとめから考えれば「レーベルまとめ」って少し規模が大きくて、
管理が難しい為、通常見かけるものは虫コミ、サンワイドくらいです。この2つの共通項はナンバリングがきっちり入っている事。
そして、早い段階で価値を見出されていた事。
秋田サンデーというレーベルは本当の大衆的新書レーベルです。
ラインナップの豪華さは目を見張るものがありますが、決してお高くとまらない。
この装丁の素晴らしさは、1999年以降に刊行されている手塚治虫の復刻シリーズを見れば明らかです。
むしろこのシリーズは、あの装丁に惹かれて秋田サンデーでの刊行に踏み切ったのではないかと思うほど。
さらにレーベルという単位での完成系が見えない部分がこれまで全セットをどこも作れなかった理由があると思いますが、まんだらけはPOSがあるから可能です。
あのシステムはいまや管理するシステムから、商品展開を創造するシステムになりつつあります。
ただ、こういったセットはたぶん年間1度出せるかどうかだなと今回思いました。
死ぬまでに買うチャンスが何度あるか。
僕らは何度作れるか。
コンディションの良くないものも含みます、が!そんな一歩を踏み出す、意義のあるセットです。
「この巻の状態が良ければ欲しい・・・」とか「この巻が初版であれば・・・」という部分に躊躇はあるやもしれません。
でも、目の前にある全399冊を1つのアイテムして価値を見出せる方に手に入れていただければと思う次第です。
「まんだらけの2006年初売りで出た秋田サンデーのセット」がコレクターの皆様の間で語り草になればいいなと思っています。
では、では、なんでまんだらけトラッシュ発売記念なのか?
ナンバリングの無いものをまとめる際にどこを基準とするか?ここの部分にフリーなコレクションのヒントと可能性を感じました。
極端な話、この本とこの本は俺の中では括れてしまう。だからこの本のとなりはこの本が来る。
たまにあるんですよ「この配列スゲーッ!」っていうパターン。
それが「俺まとめ」。これは「まんだらけトラッシュ」の根幹にある思想です。
コレクションの開放!自分にしかない価値観で集める方が楽しいです。
12月30日まで参考展示中、購入を検討されている方はお早めにどうぞ!
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