2006/3/2掲載
まんだらけ 新宮店

第197回 こずえ嬢の勝手に連載!面白少女コミック!!




こんにちは。
先日の鳥の・・・・じゃなくて、トリノオリンピック。
ジャンプとフィギュアスケートしか見れませんでしたが。
荒川選手はとっても綺麗でしたね〜♪
専門的な事はよく分かりませんが、回転もバッチシ決まってましたし、綺麗に仰け反る姿は、観客の皆さんと同じく、テレビの前で感嘆の声を上げてしまいました。

・・・・こずえ嬢、スケート苦手なので羨ましいです。(実話)
リンクに立つことすら出来ませんもん。(もんって・・・・)
嗚呼、ウィンタースポーツって駄目なんですよね(涙)

**********

さてさて、それはさておき。
行ってみましょう。
今回ご紹介するのはこちら!!

CLAMP先生の

「ツバサ」

…久楼国(クロウコク)。
辺り一面の砂漠。
中心には、ひときわ大きい城を囲むようにドーム型の家が並んでいる。
その一つに、今仕事を追え、帰宅する少年が一人。

照りつける太陽から身を守る為、布を全身に覆い、荷物袋を担ぎ上げて一歩、また一歩と歩いていく。


自宅へと入ると、まずはある人に挨拶。

「ただいま、父さん。」
けれどそれは、写真立てに入れられた自分と父の写真に向けられていた。

少年は、フードを外し続ける。
「やっぱりこの国の遺跡は殆どが砂の下に埋まってるみたいだよ。父さんが考えていた通りだ。西の遺跡は・・・・・」

―ドンドンッドンドンッ

一通り遺跡で見てきた事、自分が感じた事を報告するつもりだったが、それは扉を叩く音で中断される。

扉を開くと、突然何かが自分に飛びついてきた!!

「小狼(シャオラン)!!!」
「わっ!!」

そのまま体勢を崩して、押し倒される形になる。
まったく、玄関先で何してるんだか・・・・。

さて、その押し倒した張本人はと言うと。
そう彼女は、その体勢に何の疑問も持たず、小狼に質問をしまくる。

「おかえりなさい!!遺跡の発掘はどうだった?!怪我は?熱とか出なかった?!ごはん、ちゃんと食べてた?!」
「は・・・はい、大丈夫でした。」

見た目同じ歳位なのだか、小狼が彼女に対して敬語なのか。

「敬語ヤダって言った。」
「でも、姫・・・・」

そう、彼女は姫。
冒頭で話した、あの大きい城のいわゆる"お姫様"なのだ。

「さくらって呼んでって言った。」
「はい、いや・・・・うん・・・・・・(汗)」

自分は一般市民。さくらは、"お姫様"。
そんな小狼の気持ちを知ってか、知らずか。
さくらは、はっきりしない自分に腹を立て、頬を膨らませて拗ねてしまっている。

「さくら!!」
「さ・・・・さくら・・・・」

ずいっと迫られて赤面しつつ、言うとおりに名前を呼ぶ。
すると、さくらは満面の笑みを浮かべる。

そして、遂に気付く。
自分の状況に。

「はっごめんなさい!!重いよね?」
言って、小狼の前にちょこんと座る。

「良く分かったな。俺が帰って来たって。」
「今日、遺跡発掘隊の人たちが発掘状況の報告にお城に来るの♪」

「城にいなくていいのか?」
「報告を受けるのは、王である兄様の仕事だもん♪」
「発掘隊の人たちがお城に来るなら、小狼も戻ってきてると思って♪」
「まさか、また一人で?!!!!」
「うん♪」
「っ!!!(ガックリ)」
どうやらこのお姫様、城を抜け出すのは初めてではないご様子で。


しかし、そんな楽しい日々も長くは続かなかったのだ!!!

何やら、予言で「桜姫の不思議な力は、世界を変える力。そして、その力が困難と波乱を呼ぶ」と出ていて・・・・・・・?!


**********
はい。
アニメ放映中もする位人気爆発の「ツバサ」。
今から読もうかな〜なんて思っているそこのアナタ!!
是非新宮店へ♪

(担当 仲野)

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