ChicagoChicago Chicago is ugly Chicago is beautiful Chicago is old Chicago is young People People People Hot Cold Windy Chicago I love you Chicago Chicago 学生時代をすごしたシカゴで60−62年に撮影された写真をまとめた石元泰博の代表作。膨大なフィルムを300枚まで絞ったのは亀倉雄策・大辻清司。 当時ニューバウハウスと呼ばれたインスティテュート オブ デザインで学んだためか高層ビルなど建築物を写したものに美しいものが多く、クールで落ち着いた雰囲気の、都会的で品のよい素敵な写真集です。 大都市の暗部を暴く！みたいな余計なとこがないのがよいですね。 当時収録から漏れた作品を多数収録した続編「シカゴ、シカゴその2」も入荷しています。 石元泰博「シカゴ、シカゴ」美術出版社 69年 初 函少しヤケ ￥68250  石元泰博「シカゴ、シカゴその2」キャノン 83年 函少ヤブレ ￥2940  
沢渡朔がLAの西洋人形館（8000体を超すお人形をコレクション！）で撮影した同名写真集。宇野亜喜良・高橋睦郎・高橋康也・四谷シモン・中井英夫など寄稿しているメンバーもよいですが、人形館の女主人さんの詳細なキャプションとほんとにコレクターだなーという感じの熱気ムンムンの文章がすてき。 沢渡朔「西洋人形館」￥3675（小口ヤケ・シミすこし目立ちます） 
沢渡朔も初期メンバーで加納典明・長浜治・浅葉克也・黒田征太郎などが名を連ねたグラフィック集団サイレンサーが72年から雑誌新婦人に発表した作品をまとめたビジュアルブック。当時尖がっていた16人の作品をまとめて楽しめます。 「サンドイッチサイレンサー」王立出版 ￥6825（経年イタミ） 
先月とんぼの本で出たりセットで復刻されたりしたので洲之内徹に興味を持った人もいるのでは？こちらは今は絶版の州之内徹の評伝です。吉野朔美の瞳子で茶器とおちょこの区別のつかない母親をプーの女の子が深刻な顔で「あの人は神様に愛されていないのかしら？」と哀れむシーンがありますが、センスの神様に愛されたいなら州之内は避けて通れない人のひとり。 「彼もまた神の愛でし子か」講談社89年 ￥2100（小口シミ）
(担当 にのみや)
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