復刊ドットコムでも数作品は希望リストに挙げられている赤星亮衛の絵本。 絵に疎いのでこれがどんな風に描かれたのかよく分かりません。 作者の紹介を読むと、熊本県に生まれて、「海老原喜之助画伯に私淑し、油絵を学び、長女の誕生を契機に童画の世界に入る」とあります。 無知な私は「海老原喜之助」という方も知らないので調べてみたら、 藤田嗣治のアトリエで画才を発揮し、フランスと日本で大正から昭和にかけて活躍した人らしく、 絵を見ると、なるほど確かにモダンでどこなく幻想味を帯びた絵で、童画にも充分はまる気がします。 赤星亮衛の絵も、哀しみのベラドンナのような大人っぽい色あいで、サイケで不思議な絵。 大体この手の絵本は読むというより眺めて楽しむものですが、これ打って付けです。 金の星社バージェス・アニマル・ブックス14「にっこりいけのヒキガエル」1972年函装 ¥2,100
(担当 久保田)
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