まんだらけ名古屋店 2F TOY 「日本のチベット」ってテーマパークかよ！ブルマアク・バラン入荷！

ビデオソフトが一般に普及する80年代迄、恐らく大半のファンが観られなかった「大怪獣バラン」。
かくゆう筆者（昭和41年生）も物心付くか付かないかの時期にテレビ放映されたのを観たのみ。
しかし、当時数多の怪獣ムックには必ず掲載され、しかもそのスチールが強面でカッコいい！
当然膨らむ良い子の妄想。
よって現実とは別に「頭の中だけの最強怪獣バラン」が作り出されていったものです。
そんな子供たちの過度な期待を一心に受け止めていたのがこの「ブルマアク・バラン」。
出来についてはご存知の通り何をかいわんやですが、コンテンツの少なかった昭和45年、ラドンを差し置いて商品化されたあたりに、当時の隠れた人気振りが伺えようというものです。
それより、半裁ポスターなど限られた資料のみで、とりあえずバランに見えるモノを作った当時の原型師さんの苦闘ぶりには、本当に頭が下がります。
少なくとも、ザラガスやジェロニモンに比べれば遙かに「似てます」。
ことほど左様に、様々な悲喜交々が伺える「バラン」。
日本のチベット探訪のお供にどうぞ。

(担当佐光)