まんだらけ名古 1F コミック山田の作品紹介その1 電撃文庫：嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん

世は空前のヤンデレブーム。何せヤンデレCDとか出ちゃってるくらいですし、何故かヤンデレがヒロインのコミックスが流行るくらいですもの。
しかしキミ達は本当にヤンデレが好きなのですか？
だって、病んでるんですよ？
好き過ぎて病んでるんですよ？
危ないってレベルじゃないんですよ？
他の子と喋るだけでも嫉妬に狂うんですよ？
つまりそれくらい愛されたいという世の男達の願望の結晶がヤンデレなんですねわかります。
みんな愛に飢えてるんだなぁ。ある意味それも病気なのか。

今回紹介するのはヤンデレのヒロイン、まーちゃんが大暴れするライトノベル「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」をご紹介しましょう。
一応区分的にはまーちゃんはたぶんヤンデレなんだと思うんですが、コレはヤンデレはヤンデレでも、『好き過ぎて病んでる』とかじゃなくて、本当にただ『病んでる』だけとも言えます。
えぇ、まーちゃんの壊れっぷりは半端じゃないですね。まぁ、主人公のみーくんも大分壊れてますけど。ってか登場人物は大体壊れてますね。
内容的にはタイトルの通り、嘘つきのみーくんと壊れてるまーちゃんが織り成す日常を淡々と綴ったものですが、過度な期待はしても大丈夫だと思いますよ。
何せ日常的に病んでる人たちですからね。
小説ですから挿絵とかはたまにしかありませんが、それが病みっぷりを上げているのかもしれませんね。
やはり頭の中で無限大に膨らんでいくまーちゃんの病みっぷりと、それを上回る病みっぷりの挿絵でまーちゃんがどんどんと神格化していくんですよ。ヤンデレの。

ヤンデレだけどまーちゃんは可愛いですね。ってか、嫉妬とか、裏切りとかそーゆーのがなければいい子なんですよね。基本的には。病んでるけど。
だから病んだ時のギャップがすごいんですよね。ギャップ萌え？
とりあえずL5のあの人とか、空鍋のあの人とか、中に誰もいなかったあの人とかが好きな人は一度読んでおくといいと思いますよ。
きっと「あぁ、コレが本当のヤンデレなのか。」と思うはずです。嘘だけど。

(担当山田)