まんだらけ小倉店 1F 少年コミック正義の味方とは究極の自己滅却である…？

アメコミに全く詳しくないくせに無謀にも入荷したアメコミを紹介するコーナー、小倉店本担当（アメコミど初心者）です。

「バットマン：イヤーワン」は、映画「バットマンビギンズ」の原作にもなったアメコミ界の大スター、バットマンのオリジン作品。

この作品より、バットマンの歴史は仕切りなおしになり、政府公認のヒーローからいわゆる「ダークヒーロー」的な要素が盛り込まれるようになった…というのが担当の仕入れた申し訳程度の基礎知識です。

本編の陰鬱な陰影も魅力的ですが、作画（英語だとARTISTになるんですね）担当のデビット・マズッケリ氏による後書（AFTER WORD）も非常に興味深いです。あくまで氏の個人的ナ考察とはいえ、”ヒーローの動機にもはや復讐はふさわしくない”、”バットマンは自分が必要とされなくなる世界を目指している”などの発言や、英雄になる民話として、モーゼと桃太郎が同列に扱われているのが、見識の深さを感じさせます。

お買い求めの際は、是非まんだらけ小倉店へお越し下さい。

※掲載商品は店頭でも販売致しております。売り切れる場合もございますので予めご了承ください。

(担当有冨）