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特集第6弾は、ミドルサイズのエースキラー、ガマス、ドラゴリーをご紹介します。

■ブルマァクミドルサイズ異次元超人エースキラー

「ウルトラマンA」第14話「銀河に散った五つの星」に登場した「異次元超人エースキラー」は、「ヤプール」が「A」抹殺のために作り上げた「超人ロボット」。
「ゴルゴダ星」で捕らえた「ゾフィー」「ウルトラマン」「セブン」「新マン」の能力を吸収、「A」と同じ能力の「エースロボット」を破壊し、その力をもって「A」に襲い掛かります。
しかしウルトラ兄弟のエネルギー供与で再起した「A」の「スペースQ」の前に撃破されてしまいました。
「ウルトラマン」とは対極的な、スパイク・鎧・爪などの突起物、赤と金色のボディといったデザインが敵役らしい存在感を放っています。
本編ではわずかな登場で大きなインパクトを与えた「エースキラー」も残念ながらスタンダードサイズのソフビは販売されませんでした。
ブルマァクのミドルサイズは貴重な当時の「エースキラー」の立体アイテム。造形は小さいながらも「エースキラー」のデザインを見事に再現しています。
当時は「ウルトラ兄弟」のミニサイズ・ミドルサイズがリリースされていたので、その手で「ゴルゴダ星」の戦いを再現した子供たちもいたのではないでしょうか。

ウルトラマンA
第14話「銀河に散った五つの星」

エースキラー
メーカー：ブルマァク
状態：塗装擦れ、気泡
成型色：明灰色
サイズ：ミドルサイズ

■マルサンミドルサイズ忍者超獣ガマス

「ウルトラマンA」第9話「超獣10万匹!奇襲計画」に登場した「忍者超獣ガマス」は、蘭の花と宇宙怪獣の合体により誕生した超獣。
撮影されたカメラのネガに入り込み、写真の焼き増しを行った数だけ増殖するという恐るべき能力を持ちます。
「忍者の分身」のような能力ですが、この他にも「十字剣」や「手裏剣」、「吹き矢」などを体に持ち、「A」を翻弄しました。
講談社から発売された「ワールドスタンプブック怪獣の世界」の「私はナンバーワン」という怪獣の能力自慢（?）で、「もっとも速い」怪獣にランキングされています。
「ガマス」はスタンダードサイズが発売されず、その独特のデザインを再現したアイテムがミドル・ミニサイズのみなのが残念。
しかしリリースされた「ガマス」のミドルサイズは実に特徴をよく押さえた造形。成型色も怪獣らしいのがうれしいです。
平成になって「ガマス」はマーミットからスタンダードサイズでリリース。こちらも見事な完成度です。

ウルトラマンA
第9話「超獣10万匹!奇襲計画」

ガマス
メーカー：マルサン
状態：塗装擦れ、気泡
成型色：黄緑色ブルー目版
サイズ：ミドルサイズ

■マルサンミドルサイズ毒蛾超獣ドラゴリー

「ウルトラマンA」第7話「怪獣対超獣対宇宙人」第8話「太陽の命エースの命」に登場した「毒蛾超獣（「蛾超獣」「合体超獣」「宇宙超獣」とする書籍もある）ドラゴリー」は、地球に衝突しつつある妖星「ゴラン」を破壊する迎撃ミサイル「マリア1号」の発射を阻止するため「ヤプール」が繰り出した超獣。
本編では同時に出現した怪獣「ムルチ」をズタズタに引き裂いて惨殺、「超獣は怪獣より強い」という証明を体現してみせました。
身体疲弊の激しい「A」を追い込んだ強敵ですが、不思議と能力的には特殊・特有のものを持たないキャラクターです。
着ぐるみの造形は実にすばらしく、バイブラライトで発光する目と「蛾」を思わせる体表ディテールは非常に特徴的でした。
ミドル・ミニサイズのみで「ドラゴリー」はリリース。小さいながらも独特のスタイルを忠実に再現してます。
「A」の超獣で立体アイテムがリリースされたキャラクターは極めて少ないため、「ドラゴリー」は比較的、幸運な商品化でした。
後にポピーのキングザウルスシリーズで「ドラゴリー」はリリースされています。

ウルトラマンA
第7話「怪獣対超獣対宇宙人」
第8話「太陽の命エースの命」

ドラゴリー
メーカー：マルサン
状態：袋入
成型色：オレンジ、ブルースプレー版
サイズ：ミドルサイズ

顔がちょっとイカっぽい造形をしているエースキラー。
忍者超獣ガマスというだけあって頭巾をかぶった感じが影の軍団の服部半蔵。
どのドラゴリーソフビも目がイカレンボタウンにようこそ。。。
総合するとミドルサイズも非常に味があるソフビが多いと思います。

特集第6弾～ウルトラマンA怪獣ソフビの源流は、福岡店1F入って直ぐの特集ショーケースで展開しています。
ぜひ、店頭にお越しくださいませませ。

またこれでウルトラマンA怪獣特集は最後となります。
えっ!!これからじゃないの～。
最強造形のブロッケンは?
黄色成型でやたらデカイ、ガランは？
てっゆうか。。。もともと少ないのか・・・
という声も聞こえそうですが・・・そうです在庫が無いのです。スミマセン。。。
まんだらけ福岡「ソフビISM」としましては、ソフビ文化をもっとご紹介したいし活性化させたいと思ってます。
だからこそ全力で買取強化していますので、全国のソフビファンの皆様よろしくお願いします。
その他のソフビも買取頑張りますのでご気軽にご相談ください。

そして次回のソフビIZM 特集第7弾は・・・～ウルトラマンレオ怪獣ソフビの源流～の予定です。
乞うご期待くださいませませ。

(担当スガ)