【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

今市子さんの「千金の夜総集編」を上下巻揃えてお出しします。
「淡雪」「夜咲く」など高木と松永のお話をまとめた総集編になります。

「内容」は高木という翻訳家が松永という男を拾うところから始まり、不思議に縁が広がっていき、最後は一人になるというお話です。
二冊で完結します。
下巻のほうが分厚いです。

「千金の夜」なんて素敵な題名だと思い、意味を調べてみましたがよくわからず。すると「あとがき」にちゃんと書いてあったんですね。
「深い意味はありません」と。そして、その続きに「詩からとりました」と書いてあったので、その詩を調べてみました。

あとがきに書いてあった詩が「春宵一刻直千金」になります。
意味は「春の夜はほんのわずかな時間が千金もの値打ちある」というらしいです。

この総集編は上下が揃うまでに10年の月日を経たそうで、悩みや苦しさ、原稿を見返したくないみたいな事もあとがきには書いてあり、一生懸命作ったものだということがひしひしと伝わってきます。
今市子さんは深い意味がないとおっしゃっておりますが、このお話の1ページ1ページにその価値があるのではないかと担当は思います。

あ！途中に挟まれている、今市子さんの日常1ページ漫画に文鳥がいて「あ！いる！」と声を上げてしまいました。

単行本を読まれた方や続きをお探しだったお客様はこの機会に上下巻そろっていかがでしょうか！

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(担当砂原)