「無いものは作ります!」という勇ましいキャッチコピーで華々しくデビューした「ゼネラルプロダクツ」。 会報「パペ通」の準備号には、会員限定商品として「パワードスーツ」やら「ロジャーヤング」やらといったとんでもないアイテムがキラ星の如く並べられておりました。 しかし・・・・・版権は? そう。ガレキ黎明期の80年代前半、「ガレキ」はまさしく「ガレージキット」、すなわち個人が趣味で作ったものを、あくまで親しい友人にあげる為に極少数複製をとっただけのものに過ぎず、当然その延長に過ぎない「ゼネプロ」に、版権なんて意識があろう筈が無い! 大半の商品はいわゆる「非合法」であり、これが当時の「ガレージキット」の常識だったのです。 マトモなガレキで最初に正式版権を取得したのはかの有名な「バキュームフォーム・ジェットビートル」。 海洋堂が「そっちが円谷なら、うちは東宝じゃあ!」と版権取得第1号商品に「轟天号」を選んだのも、当時を知るオヤヂの皆様には懐かしい話でしょう。 前置きが長くなりました。 故に、この「メタルキット・エンタープライズ」を見た時、箱に燦然と輝く「C・パラマウントピクチャー」の文字に「ゼネプロもとうとうここまで来たか」という感慨と同時に、「これ、ホントか!?武田&岡田のギャグじゃないのか!?」といぶかしんだものです。 時は移り2006年。 ガレキ屋はすべて「中小玩具メーカー」に成り下がり、かつてのゲリラ根性を見せてくれる所は皆無です。 「美少女完成品」ばっか作ってどこが「ガレキ屋」ぞ!? 「版権無視しても欲しいもの作る」 硬派な「ガレキ屋」は、もう現れ得ないのでしょうか・・・。
(担当 佐光)
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