日本のグラフ雑誌といえば大正12年のアサヒグラフから語られることが多いですが、 グラフィックのセンスを競うようになるのは「FRONT」「NIPPON」など尖端的なデザイナー・写真家による戦時中の国策宣伝雑誌あたりからで、 「FRONT」の東方社スタッフが戦後に百科事典の専門出版社だった平凡社に移って創刊に携わった「太陽」は戦後の雑誌グラフィックの世界に大きなインパクトを与えました。 ADは「FRONT」でおなじみ原弘。 巻頭は久里洋二が文章・イラストを担当した平凡社企画による日立のキュートなタイアップ広告。 ほかに真鍋博のイラストなどもあります。 創刊号ということで試行錯誤中な感じも受けますが、 企業広告のデザインのレベルは理想的な感じ。創刊準備に一年間費やしたそうです。 63年。雑誌の歴史を変えた一冊です。 ¥1050
(担当 にのみや)
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