平成もついに20年になってしまいました。 ついに平成生まれの新成人が、社会に出てくる時代になったわけです。 そんな中、コミック界は微妙に昭和ブーム、というか80年代ブームのような感じです。 ”大人のコロコロ”こと「熱血コロコロ伝説」が発売されたり、 月刊ジャンプ、コミックボンボン休刊にともなう同レーベルの人気高騰。 さらには80年代アニメのDVD化や、レトロゲー攻略をテーマにした番組 「ゲームセンターCX」のスマッシュヒットなど、昭和の末期を懐かしむ動きは盛んのようです。 今回紹介するのは「螢子 昭和抒情情景50選」です。 作者は上村一夫。現代の漫画読みにとっては、「寄生獣」「ヒストリエ」の作者 岩明均の師匠、という情報で知られていると思います。 正直担当もそれに近いレベルです。 ただ、上村氏の絵にはかなり幼い頃に触れた事があります。 25年ほど前に小学館から出ていた児童向けのシャーロック・ホームズ全集 のイラストが、上村氏だったからです。(今思うとなんで?ですが) 当時「なんだかよく分からないけど、すごい絵だ」と思ったのを覚えています。 原作は久世光彦。二年前亡くなる直前までリリー・フランキー原作の 「東京タワー」の演出を行っていましたが、やはり「寺内貫太郎一家」 「時間ですよ」の演出が有名で、昭和の著名人という印象が強いと思われます。 連載は1976〜1977年(昭和51〜52年)でしたが、単行本化は1996年。 序文は阿久悠。あとがきは原作の久世光彦。目次の末には 「螢子はメロディのある劇画です。タイトルの曲を聴きながらお読み下さい」 の一文が添えられています。 平成20年現在、上村一夫氏も、阿久悠氏も、久世光彦氏も鬼籍に入り、さらには版元の中央公論社も亡くなってしまいました(現在は中央公論新社)。 今後、当時のひとやものが無くなっていくにつれて、 「昭和を懐かしむ」時代から、「昭和を考える」時代に移っていくことでしょう。 お買い求めの際は、是非まんだらけ小倉店へお越し下さい。 ※掲載商品は店頭でも販売致しております。売り切れる場合もございますので予 めご了承ください。
(担当 有冨)
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