古本好きで「種村季弘」の名前を知らない人はいないだろう。
その種村季弘が誘う最後の迷宮への招待状がこちら。 種村季弘遺稿翻訳集 老魔法使い フリードリヒ・グラウザー:著 種村季弘:訳 国書刊行会/2008年6月発行・初版 ¥2835(税込) グラウザーという作者、種村氏の訳以外では見たことがないです。 たしかこの他に2〜3冊出てましたよね。 最近では文学の冒険シリーズで、(やはり)種村氏の訳で発行されていたのは記憶に新しいところ。 こうなるとグラウザーの全貌が知りたくなるのが、世の常。 種村氏との関係性(?)も含めて調べておきます。
そして、こちらも偉人の残したる書物
毎日新聞少年少女シリーズ 世界SF名作集 シニアー版 大伴昌司:編 毎日新聞社/1969年発行 ※函背ヤケ ¥5250(税込) 大伴昌司は、古好きな方以外にも特撮や映画が好きな方ならば誰もが知っているであろう著名な方。 その大伴氏が編集した、SFの世界へ誘ってくれる書物がこちら。 レム、ブラッドベリ、ウエルズ、アシモフ、ベリャーエフ、ストルガッキー兄弟、ハインライン等の超メジャー級SF作家。 バーンズや、ドニエプロなどの一般的にはメジャーでないSF作家など、バランスが取れています。 また巻末にはSF読書ガイドなど、SFを広めようとした時代の流れも読み取れ、面白い内容となっています。
(担当 三次)
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