![]() 今回は、 『官能劇画大全集』、『続官能劇画大全集』、『官能劇画大全集番外編』の3冊セットの紹介です。 1978年から1980年代までのエロ劇画を集めたこの大全集、、最近のエロ本とは一味も二味も違います。 作品の多くに、明るさと軽さがない。エロというより、淫靡と表現するほうが正しそうです。 もちろんこれらの作品も面白いのですが、巻末に乗っている座談会の方が僕は読み応えを感じました。 『三流劇画ブームの前後を語る』と題されたこれ、当時の世相とエロ劇画について編集者や劇画作家、 評論家が語っているのですが、意外と知られていない書き手側の裏側を知ることができたりします。 よく考えてみれば、この作品が取り上げられている時代と言うのは、不思議な時期ですよね。 世間一般では、エロに対して過剰すぎるほど嫌悪感を示したりしているのに、一面では、今より淫靡な表現のエロ劇画が楽しめたりするわけですから。 二面性が面白い。 今のエロ本にはない雰囲気を味わいたい人は、是非読んでみて下さい。
(担当 安田)
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