まんだらけ渋谷店ジャケットで買い確定な別冊映画秘宝「実録この殺人はすごい！」

ネットの黎明期から存在の有無について、様々な話題が挙がっては消えていった娯楽用の殺人ビデオ「スナッフフィルム」の存在。

その話題性ゆえにモチーフとして題材にした映画作品が数多く公開されています。
ネットの閉鎖的空間が一般にも開放され、情報速度も電話回線からブロードバンド、果ては光通信へと移行し、ネットで出回るファイルも以前とは比較にならないほど、大量になりました。

また、情報の流失も問題となり、定期的に記事として取り上げられています。
大量のデータのやりとりが可能となり、動画がコンテンツの中で重要性を高め、情報の流失が今まで公にされることのなかった出来事を教えてくれる現在、「スナッフフィルム」は実在し、私たちの目に触れることとなりました。

猛獣や高所、霊の存在など、恐怖する対象は多いですが、一番怖いのは人間自身に他なりません。
思想の違いで残忍な行為をかくも簡単に行えてしまえる闇の部分を収録したタイトルがこちらの「実録この殺人はすごい！」になります。

人間の負の部分に注目しているだけに読んだあとに気分が落ち込みますが、参考になる記述も多数あります。
興味のある方は、この機会に読んでみてはいかがでしょうか？
出来れば、日中に読むことをオススメします。

(担当イイダ)