救いのない終わり方なのに、読んだあとはなぜか落ち着く…
そんな救済の物語を紡ぎ続けている彼らの絵本が久しぶりに入荷したのでご紹介します。
1997〜2004年にかけてトムズボックスから発売された本です。
今回入荷したのは…
・首吊職人
・大腸詰自殺
・人喰先生
……この3タイトルは死にまつわる物語をユーモラスに仕上げたもの。
自分の大腸でソーセージを作る…とか、先生に食べられた女生徒が先生のお腹の中で暮らす話、、などちょっとブラックで耽美なお話です。
・絵戯曲「マリーの一生」
……こちらは昔戯曲で上演した「マリーの一生」です。
戯曲と絵のスタイルで描かれています。
・大きな栗の木の下で(ぱらぱら絵本)
……こちらはぱらぱら絵本。単語帳サイズで、自殺に失敗したところから始まります。
西岡キャラが動いている!という感動もあります。かわいい本です。
・口の中の仕事(青林工藝舎)
……こちらは2002年に青林工藝舎から600部限定で発売されたもの。
ちいさな箱に入った絵本、詩集です。
「胎児の夢」というなかなか頽廃的な短編と、詩集になっています。
あとがき「なぜ人は人の肉を食べてはいけないのか?」が面白い。
読み応えありです。オチもちゃんとついています。
他にも文庫カバーやカードなどグッズも少し入荷したので是非。
他、西岡作品、シュジエ、西岡兄妹最初期作品集、など火星書房から出た著作も強化買取しています。
ぜひまんだらけ中野店へお越しください。
(担当 田路)
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