【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

白磁にインクでスッと描いたような、清廉された世界観。
そこに思い通りにならない苦味と、小さく痛む切なさの舌触りをほんの少しだけ。

それが、初めてこの本を読んだ担当が最初に抱いた印象でした。

今回ご紹介させていただくのは、鳩山郁子氏が、ポルトガルでは金平糖を本土ではなく小さな離島で作っている、という話を耳にしたことから物語の始まりが生まれたという

「A ilha de um confetto branco ―白い金平糖の島―」の限定BOXです。

金平糖の製法が国外に漏れてしまうことを恐れた某国の王により、職人たちが昼夜問わず閉じこめられてしまった、ちいさな島のお話が56ページにわたり繊細なタッチで描かれています。

こちらは2009年のクリスマスに限定600部で販売されましたが、実は、製造上の理由からポストカードが2枚入っているのは先着400部のみとなっていました！

今回は、そのポストカード2枚と月兎社通販限定でついてくる「リモネア・クリスマスミニカード」そして、とある海のモチーフのコインをお付けしています。

こちらのお品物は6/27（木）より1階門にて販売致します。
事前のお取り置き、通信販売は受けかねますのでご了承ください。

(担当マリナ)