【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

明治41年にスタートした「少女の友」。
明治の間は与謝野晶子、昭和初期には川端康成や山中峰太郎等が執筆していたことでも有名です。

今回、販売するのは昭和24年5月号～12月号までの合計7点、「少女の友」の中でもかなり後期のものになります。

時代は違えど少女たちが興味を惹かれるものは共通だったようで、憧れの的であった宝塚の他、海外生活を送る同世代の少女のエッセイや流行のファッション、その作り方が紹介されています。
同時期に発売していたライバル誌、「少女倶楽部」、「少女画報」に比べると、新進的なものを多く取り上げ、都会に憧れる少女たちの人気を集めていたようです。

7月号では北村小松による怪奇小説の最終回、11月号には「花それぞれ」連載目前の吉屋信子のインタビューが掲載、12月号では藤井千秋のカラーピンナップ付き、各号、書き下ろしの少女小説や私たちにもなじみ深い長谷川町子による「ワカメちゃん」が収録されています。
状態や収録内容がそれぞれ違うので、是非、店頭でお気に入りの一冊を見つけにきてください。

こちらの商品は8月15日（土）から中野店4階海馬で販売します。
16日（日）までは店頭販売のみ、取り置き、通販のお申し込みは17日（月）から承ります。売り切れの際はご容赦ください。

(担当佐久間)