海馬では今年から図鑑に力を入れています。
動物、魚類、昆虫、鉱石など様々な図鑑を取り扱っております。
撮影技術の発達や様々の新種の発見され、より多くの動植物が美しいカラーの生態写真を閲覧することが可能になりました。
そのような時代でも、原色の彩色図版の図鑑も今でも根強い人気があります。
今回は江戸時代後期の学者が作成した素晴らしい作品をお出しします。
これまでの日本における本草学は、中国から伝来してきた薬用植物に関する書物を解釈し、日本で扱われていた薬草に照らし合わせて研究することが主だったようです。
そのためこの「本草図譜」は、当時で最も新しく、重要な資料であったことがわかります。
原稿本は文政11年(1828年)に完成していますが、当時刊行されたのは5〜10巻のみでした。1922年(大正11年)になり、ようやく全冊刊行されたのが、本品になります。
2000種にものぼる図は、灌園自身によって描かれたもの。
木版多色刷りによる図は、色彩美しく、繊細さと力強さをもちあわせた味わいのあるものとなっています。
当時では斬新であったに違いない大胆な構図。
1〜5巻(山草部)
6〜8巻(芳草部)
11〜13巻(湿草部)
【状態】
綴り糸切れ(1、2、3、8、11)
奥付記載の紙欠損(1、3、5、7、8、12)
巻によってヤケ、シミ、フチハゲがございますが出版年から考えれば総じて「並」。
中の図版はしっかり残ってます。
細かい状態は店頭にてご確認ください。
秋が近づき、山々や町並みが秋色に色づき始める季節。
それを感じながら貴重な資料を眺めてみるのも良いではないでしょうか。
ご来店お待ちしております。
こちらは9月20日(日)から中野店4階海馬で販売します。
事前のお取り置き、電話通販は承ることができませんのでご了承ください
動物、魚類、昆虫、鉱石など様々な図鑑を取り扱っております。
撮影技術の発達や様々の新種の発見され、より多くの動植物が美しいカラーの生態写真を閲覧することが可能になりました。
そのような時代でも、原色の彩色図版の図鑑も今でも根強い人気があります。
今回は江戸時代後期の学者が作成した素晴らしい作品をお出しします。
これまでの日本における本草学は、中国から伝来してきた薬用植物に関する書物を解釈し、日本で扱われていた薬草に照らし合わせて研究することが主だったようです。
そのためこの「本草図譜」は、当時で最も新しく、重要な資料であったことがわかります。
原稿本は文政11年(1828年)に完成していますが、当時刊行されたのは5〜10巻のみでした。1922年(大正11年)になり、ようやく全冊刊行されたのが、本品になります。
2000種にものぼる図は、灌園自身によって描かれたもの。
木版多色刷りによる図は、色彩美しく、繊細さと力強さをもちあわせた味わいのあるものとなっています。
当時では斬新であったに違いない大胆な構図。
1〜5巻(山草部)
6〜8巻(芳草部)
11〜13巻(湿草部)
【状態】
綴り糸切れ(1、2、3、8、11)
奥付記載の紙欠損(1、3、5、7、8、12)
巻によってヤケ、シミ、フチハゲがございますが出版年から考えれば総じて「並」。
中の図版はしっかり残ってます。
細かい状態は店頭にてご確認ください。
秋が近づき、山々や町並みが秋色に色づき始める季節。
それを感じながら貴重な資料を眺めてみるのも良いではないでしょうか。
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こちらは9月20日(日)から中野店4階海馬で販売します。
事前のお取り置き、電話通販は承ることができませんのでご了承ください
(担当 五味渕)
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