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週刊少年ジャンプ1984年51号、ドラゴンボールの伝説はここから始まります。
当時はDr.スランプの個性豊かなキャラクターたちに比べると主人公「悟空」のキャラ設定があまりにもパンチがないと酷評されジャンプの読者アンケートも下降気味だったのですが初代鳥嶋和彦担当編集者に指摘され強さを求める主人公を軸に持たせるようになりバトル漫画路線へとシフトすることになって人気が爆発的に高まるようになりました。
ここまで柔軟に物語を変幻自在にできるのも鳥山明先生自身、ストーリーを先のことまでしっかり固めて考えるタイプではないとおっしゃってるからこそなのだと思います。
今でこそサイヤ人の大猿化やスーパーサイヤ人などドラゴンボールの鉄板といえる設定ですら描いてくうちに世界観に落とし込んでいくというのですからまさに、神の領域です。
(如意棒も最初は適当に武器に使ってましたがカリン塔では重要な役割を持ったアイテムになってますよね)
ちなみにこの新連載号の時間軸はドラゴンボールの年代記によるとエイジ749の9月1日となってます。
この始まり以前には魔人ブウが宇宙をしっちゃかめっちゃかにしたり伝説の超サイヤ人が破壊と殺戮を楽しんだり、フリーザと悟空の父バーダックが一悶着あったり、宇宙規模でとんでもないことが起こってるんですがそう考えると無事生き残れた悟空の運の強さもハンパじゃないなと思ってしまいます。
ってことで、今回はそんなドラゴンボールの新連載号と下記年代のドラゴンボール表紙をご用意しました。