![]() そう、ハロウィンです! いろいろな洋菓子店のハロウィンコーナーとも、もうすぐおさらばなわけですよ!!各お店にあったかぼちゃたちともお別れなわけで、ちょっと寂しくなります。 かぼちゃ自体があまり好きではないので、お菓子とかがなくなる分には別に何も思わないんですが…。 そして11月になれば、今度はクリスマスケーキの広告があちこちに…。 1年はあっという間だなぁと改めて思うのでした。 さて今回ご紹介するのは動物がたくさん出てくるこちらのコミック、角川書店あすかコミックスCL-DXより、カメイ与五郎太さんの「月に狼」です! 妾の子として親に疎まれて育った月代。 ある日狩の最中に、一緒に来た仲間が撃とうとした狼を助ける。 それをきかっけに言い争いを始める月代たちに、突如吼える狼。 その狼に恐れをなして、仲間達は逃げ去り、月代だけが残されてしまう。 しかし、助けを呼ぶわけでもなく、助けた狼に「自分のことを食べていい」と言い出す月代。 唯一優しくしてくれた兄も、好きな人を見つけて出ていったため、もう帰りを待っていてくれる人なんて誰もいないから…そう狼に話しているうちに、月代はいつの間にか眠ってしまう。 翌日、目が覚めた月代は、何故か狼の谷にいた…。 昨日助けた狼は「人型」だったらしく、そのまま運ばれたらしい。 狼・狼焔は、「一応助けてもらったし、帰るところも行くところもないならここにいろ」と月代に強引に命令。 その時、隣の部屋からわらわらと小さな子供達が現れる。 どうやら狼焔の兄弟達らしい。 「おまえら今日は変わったおみやげがあるぞ」、そう弟たちに言う狼焔。 耳がない、しっぽがない、これ食うの?などと子供達に騒がれ、やっぱり食われてしまうのか?と思わず月代は不安になってしまうのだった…。 長男・狼焔を筆頭に、7人からなるこの狼家族。それぞれに役割分担を持っていて、小さな弟達が家事をしているらしい。 炊事・掃除・洗濯など、いろいろ手伝ってみた月代だが、邪魔になるだけで本当に役立たずだった。それもそのはず、月代は家事なんてしたことがないのだ。 いつも午前様の狼焔に、役立たず呼ばわりされた月代は、ケガもしてるのに少しは思いやってくれてもいいじゃないかと文句を言う。 「それならこいつのお守りでもしてろよ」と、先ほどまでミルクをやっていた一番下の弟を月代に向かって投げる狼焔。 「投げるなんて自分の弟をなんだと思ってるんだよ。俺の兄さんとは大違いだ」なんて、ついカっとなって月代は狼焔を怒ってしまう。 「うるせーオレはお前の兄さんじゃねー」そう言って出ていってしまう狼焔。 きっと弟のことただの働き手としか見てないのだろう。どうしても月代はそう思えて仕方がなかった。 ひとしきり文句を言っていたら、預けられた赤ちゃんがおしゃぶりを探して、動きまわろうとしたのに気付く月代。 即座に赤ちゃんの口におしゃぶりをくわえさせてあげる。 それ以降、すっかり赤ちゃんは月代に懐いてしまう。 それを見た近所の人が、おだちんはずむからうちの子も預かってくれと言い出す始末。 夕方狼焔が帰ってくると、そこには果物と大騒ぎする弟達の姿があった。 果物は、先ほどの人の子供を預かった報酬に、月代がもらったものだった。 せっかく働いて得た初の報酬なのに、狼焔は何も言ってくれない。 まだ役立たずなんだろうか…そう悩んで寝れない月代。 すると、隣にいた狼焔がいきなり抱きついてきた。 いきなりのことに、抵抗する月代。 「他のやつの前でニコニコ笑ってんじゃねーよ」とムッとしながら言う狼焔。 わけがわからず月代は、ぼーっと狼焔を見ていると、よくがんばったなと頭をなでられてしまい…。 今回は収録されている作品の中から、表題作の「月と狼」をご紹介しました。 この他にも、雀や竜、兎なども出てきます!いずれも人型ではありますが、ちゃんと耳とか尻尾とか角とかついててとてもかわいいのですよ!! それに、カメイ与五郎太さんのイラストは、雰囲気もやわらかくイラストもかわいいので、一度読んだらハマっちゃうこと間違いなし!! ゼヒゼヒ一度ご覧ください!
(担当 坪井)
|
お問い合わせ (営業時間:12:00〜20:00)
まんだらけ 小倉店(詳しい店舗地図はこちら)
〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるシティー 4F
TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp
〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるシティー 4F
TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp