
来ましたよ地球滅亡モノが。
ただ滅亡モノと言っても児童書ですから、気をつけないとこんな恐ろしい終末が待っているよ!だから人間としてちゃんと生きようね!と警鐘を鳴らし真人間へと導く…ってのが本来の役目だと思うんですけども、ひばり書房はそんな生易しいことしません。
そこにあるのはもうただひたすらの絶望の羅列…その数なんと50個超!
「現代の核戦争はこれだ!!」「倒れる超高層ビル」「とけはじめた氷山!!」など、環境問題から発展するわりと想像しやすい絶望から、「人間を食い尽くす花」「もし悪魔がよみがえったら」なんて、ちょっとえ…?という絶望、 果ては「怒れる公害人間」なんてちょっと某12話のように人権問題に発展しかねない危険な絶望まで、50個超。この想像力の豊かさはさすがひばり書房と言った所でしょうか。
ただいたずらに我々の危機感を煽るのみで、滅亡モノの定説である「不安→安心」の公式がこの本にはありません。不安→不安→また不安…無限の不安が襲います。
で、最後の最後数行で「キミらが自信を持ってこの愛すべき地球の上で生きていけば大丈夫!」とか言われても全く信用できません!! さらにひばりって事で挿絵にいばら美喜先生の名が。いばら先生のアッパーないラストでより絶望度アップです。あああ。
状態はカバー背ヤケ、本体背弱だったりノドワレかけてたりなので気になる方は店頭かお電話で直接ご確認ください。 青く美しいこの地球 (ほし) を心から愛するあなた。お待ちしております。
(担当 いわき)
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