(図1) |
(図2) |
「彼女は帰星少女」 (図1) のあかざ先生は、主に18禁パソコンゲームのキャラクターデザインなどで有名ですし、「ぷっしゅ」 (図2) のあきやまけんた先生は成年向けコミックスを数冊発行されています。
(図3)
しかし、少し前までに比べれば、これらのイラストレーターの方々が採用される率がぐっと跳ね上がったのは間違いのない事実ですし、やはりそこから何かの傾向を読み取ることも可能かと思います。
(図4)
いいわるいは完全に別として、今後もこの傾向は続いていくのだろうと思います。
ここまで書いたところで、イラストについての話がとりあえず終わってしまったので、ちょっとだけ次の話題について。
(図5)
ライトノベル界では「塩の街」「図書館戦争」の作者としておなじみです。
有川先生が非常に面白くて才能のある作家であり、現在注目を集める書き手であることについては、担当を始め多くの読者が認めるところだと思います。 が、その一方で担当をはじめ、ごくごく一部だと思いますが、ライトノベルファンの中で、有川先生にやや複雑な思いを抱いている読者もいることと思います。
そのもやもやしたなにかがはっきりとした形になったのは、「塩の街」のハードカバー版が発売された時です。
ここで有川先生はあとがきを書かれていますが、かなりぶっちゃけた内容のものになっており、かつ一部の読者にとってはいさささか割り切れないものを感じさせる内容でした。 なんだか奥歯に物の挟まった言い方になっていますが、次回はこれについてもうちょっと掘り下げて書きたいと思います。
次回の話はこの続きの予定です。
(担当 有冨)